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YASUOKA JUNIOR HIGH SCHOOL
泰阜の特色
YASUOKA'S FEATURES
本校は、村民の期待を担って、長年の課題であった南北二つの中学校が平成5年に統合され、同年4月1日より「泰阜中学校」として新たな出発をした。
開校当初から、くれ木踊りや花いっぱい運動等の地域行事に参加し、高齢者学級との交流を行ってきた。平成7年より全校で俳句づくりを通して感性を磨く活動に取り組み、春秋の句会では、自分の作品づくりとともに他の作品も十分に味わうことを楽しむ時間を設けている。平成8年、特別養護老人ホーム「やすおか荘」でのボランティア活動を始め、その後デイサービスセンターや村内の一人暮らしの老人宅の訪問、田本駅や唐笠駅における清掃活動、村内のゴミ収集活動等を含めた全校ボランティア活動に、積極的に取り組んでいる。
生徒は、平成22年度に泰阜北・南小学校が統合し、中学校の向かいに開校した泰阜小学校から入学してくる。素直で明るく、礼儀正しい。諸活動への取り組みは、まじめで黙々と最後までやり遂げようとする粘り強さがある。優しく、穏やかな心持ちの生徒が多く、友を思いやる温かな心をもって共に成長しようと頑張っている。
泰阜村は下伊那の南東、天竜川の東側に位置し、東西10.8km、南北16.0km、総面積64.5km
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の山間僻地である。山林は広大で、林野率は86.6%を占め、標高差が大きく、起伏の多い急峻な斜面に21の集落が点在している。
水清く緑多い豊かな自然に恵まれ、地域の一部は奥三河国定公園に指定されている。恵まれた自然の風土は、彫刻家倉沢興世やアララギ歌人金田千鶴を排出している。万場地区にある北小学校には、全国にも希な学校美術館を持つなど文化性は高い。
かつて、旧満州開拓団として移民した村民が全国で最も多く、毎年数名の家族が帰国している。そのため中国引揚者子女学級が県下で最も早い時期、昭和49年12月に設置された。平成9年より、国際交流事業として、中学生有志の参加による中国方正県への研修を行っていたが、現在は、戦没者及び満蒙開拓団追悼式へ全校で参加し、泰阜の様子が歌われている「校歌」を合唱している。
また、村の過疎対策として誘致した通年合宿施設「グリーンウッド自然体験教育センター」(通称ダイダラボッチ)から、他県の児童生徒十数名が村の小中学校に通学している。
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長野県下伊那郡泰阜村6221-5
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